G Suiteが今後のリリース予定が発表されていた。
先日、組み合わせて使うことで力を発揮する「Suite」という位置づけを確認した。
今度は一つひとつのサービスについて、どのようなパワーアップを計画しているのかについて、確認してみたい。なお、Googleの開発スピードは早く、新しいものが生まれる&消えるの繰り返しで、ある程度先を見ながら注意深く状況を確認しておかないと、「いきなり!」とびっくりすることがある。安定的に活用するためにもウォッチは欠かせない。
なかでも「Google Meet」に関するリリースが多い。明らかにZoomをねらっていることがわかる。ブレークアウトルーム、ホワイトボードとの連携、バーチャル背景、挙手機能、ノイズキャンセル、アンケートやQ&A機能など、ユーザーが欲しがっているものをすべて搭載しようとしている。機密性の高いGoogleストレージ機能やGmailと組み合わせれば情報共有もスムーズになるであろう。
以下、上記公式サイトからの引用です。
Google Meet | 会議の管理機能 | 主催者がより細かく会議を管理できるようになります(ミュート、固定表示、要招待など)。 | 開発中 |
Google Meet | 国際電話番号へのダイヤルアウト | Google Meet のビデオ通話から国際電話番号へのダイヤルアウトが可能になります(現在は米国とカナダの通話のみサポート)。 | 開発中 |
Google Meet | 背景のぼかしと置き換え(モバイル版) | モバイル デバイスで背景をぼかしたり、画像や動画に置き換えたりできるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | 背景のぼかしと置き換え(パソコン版) | パソコンで背景をぼかしたり、画像や動画に置き換えたりできるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | 小会議室 | 大規模な会議を小規模なフォーラムに分割し、並行して進行できるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | クラウド ノイズ キャンセル | より効果的な会議のために、音声がインテリジェントにフィルタされるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | デジタル ホワイトボード | Jamboard と Meet の連携によりデジタル ホワイトボードが利用可能になります。 | 開発中 |
Google Meet | 会議での挙手機能 | 会議を中断することなく自分に注目を集めることができるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | モバイルでのローライト モード | 暗い場所で動画が自動調整されるようになります(モバイル版)。 | 開発中 |
Google Meet | アンケート | アンケートと Q&A 機能を使用して、会議の参加者やライブストリームの視聴者と交流できるようになります。 | 開発中 |
Google Meet | Q&A | 予定されている会議の Q&A を設定できるようになります。会議後に Q&A に参加したり、Q&A を管理、確認したりできます。 | 開発中 |
また、ホワイトボード「JamBoard」の機能アップも多い。(公式サイトからの引用)
Jamboard | オフライン ファイルの作成 | オフラインでの Jam ファイル作成が可能になります。 | 開発中 |
Jamboard | ウェブから Jam の詳細データを確認 | ウェブ インターフェース経由で Jam の詳細を確認できるようになります。 | 開発中 |
Jamboard | Jam に直線を描画する(ウェブ インターフェース) | ウェブ インターフェースで Jam に直線を描画できるようになります。 | 開発中 |
Jamboard | すべてのデバイスに関するデータのエクスポート | すべての Jamboard デバイスのデータを 1 つの JSON ファイルにエクスポートできるようになります。 | 開発中 |
Jamboard | タイムゾーンの管理 | 管理パネルから Jamboard のタイムゾーンを変更できるようになります。 | 開発中 |
Jamboard | オフラインで Jam を利用する | オフラインで Jam の利用が可能になります。 | 開発中 |
Jamboard | オブジェクト回転のロック(ウェブ用) | Jam ファイル内のオブジェクトを操作するときのコントロールと精度が向上します。 | 開発中 |
Jamboard | Jam のテキスト ボックス | 色と配置の書式を設定した長いテキストを作成できるようになります。 | 開発中 |
Jamboard | Jam の Z オーダー | オブジェクトをどのように重ねて表示するかを、ユーザーがより詳細に制御できるようになります。 | 開発中 |
どんどん使いやすくなってくるだけではなく、あらたな使い方や価値を見出すための工夫が利用者には求められている。従来から続く旧来型の価値観を引き摺るのではなく、あらたな価値を生み出すような思考、つまりDXの時代にはもってこいのチェンジだと思う。
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