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エンジニアリング会社の優秀なPM

日本のIT業界におけるプロジェクトマネジメントを語る場合には絶対に避けて通れない部分があります。
それは、多重下請構造とインセンティブなしの減点式契約です。
これは明らかに上位者が優位になる構造であり、暗黙のうちに下請けをいじめる構造が出来上がっている。上位者は強い権限と資源力を保持しており、これを使って前に進む。二次請けは、上位者が利益のマージンを差し引いてから、リスクと一緒に仕事を請け負います。三次請けは二次請けになるほどの体力も資源力、特に人的資源がないので、三次請けをすると同時に、足りない体力を四次請けに頼ります。ここでもまた、利益マージンを差し引かれ、リスクも一緒に引き受けます。
じつはこの構造は、プラントや建設業界をそのまま引き継ぐ形となっており、伝統的なビジネスモデルでもあります。だから、悪い面ばかりではなく、良い面もたくさんあります。
スケジューリングと進捗管理はピカイチ、品質改善には定評があり、安全管理も最先端である。この部分にもしっかりと目を向けて、IT業界を革新していくべき時期に来ています。
なぜエンジニアリング会社は優秀なPMを育てられるのか[ITpro]

エンジニアリング会社はどのようにして,優秀なプロジェクト・マネジャーを育てているのでしょうか。その秘密は,「プロジェクト・エンジニア」という職種にあります。
 プロジェクト・エンジニアは,プロジェクトマネジメント専門にキャリアを積む将来の“プロジェクト・マネジャー候補”のことです。その役割は,プロジェクト・マネジャーを補佐することです。プロジェクト・マネジャーを補佐しながら,プロジェクトマネジメントの専門スキルを磨くわけです。

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