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PMI Japan Summer Festa 2009

PMI Japan Summer Festa 2009に参加してきました。 こんなセミナーでした。
PMI Japan Summer Festa 2009[PMI日本支部]

セミナー委員会では、PMP資格保有者である日本支部会員の皆様に、プロジェクトマネジメントに関する最新の情報や知識を提供するべく、定期的にPDU対象となる月例セミナーおよび土曜セミナーの企画運営を行っています。
「PMI Japan Summer Festa 2009」は、昨年初めて開催した「PMI Tokyo Summer Festa 2008」でいただいた皆様のご意見やご要望にお応えすることに加え、最近のトピックを踏まえた2日間にわたるセミナーとなっております。
どのセミナーも、プロジェクトマネジメントの実務の場に多くの知見を持ち帰っていただける内容となっており、バラエティに富んだ講演プログラムとなっております。
お好きな講演を選択して受講いただければと思います。
また、10月開催予定のPMI日本フォーラムに先立って、2009年上半期にPDU対象となるセミナーの参加を考えていらっしゃる皆様へのPDU取得の機会となればと願っております。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

スピーカーも様々で、久々に多くの視点を学習する機会になりました。
東京オリンピック・パラリンピック招致プロジェクト、PMBOK 4th Editionの紹介と改定ポイントの解説、グローバルマネジメントのPM育成について、PMの視点と思考回路など、テーマも盛りだくさん。
私は第4版の具体的な変更ポイントと指針を押さえることができたのが収穫でした。また、グローバルという視点からPMをいかに育成していくか、ということが実に興味深く、次の具体的な一歩を考えることができました。
さて、中でも興味深かったのが、PMに対してポジティブな印象を持った人ばかりではないこと。「こんなPMにはなるな」「こんなことだから下が疲弊する」などの視点が強く押し出されていたスピーカーがいまいた。ITの多重下請け構造の”犠牲”になったことから、数々の恨みが原動力になっているようです。根本的に解決するにはPMをどうのこうのするよりも、この産業構造自体をどうにかしなければならない問題だなぁ、と改めて思いました。
PMはスーパーマンでもなければ、影響力はそんなに大きくない。もちろん、責務を果たすべく責任を持った行動は求められる。が、しかし、組織構造やビジネスモデルを考えるとこれがまた無力な存在である。だからこそ、組織的な取り組みが必要になのであって、PMOが重要な位置づけを担ってくる。
ただ、下から見たとき、あるいは下部構造の企業から見たとき、PMは絶大な権力者として写る。なぜなら、現場での発言力がきわめて大きいからである。
だからこそ、ステアリングコミッティでのウサを現場で晴らそうなどと思ってはいけない。そういう人って確かにいる。特に一次請けのメーカー系に多い。
今回のスピーカーの尋常ではないネガティブさを目の当たりにして、強く考えさせられました。

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