受験勉強のスケジュールや学習方法についてをお伝えします。
※PDU取得については省略させていただきます。
以下の点について中心に記述します。
・受験までのスケジュール
・学習方法
・PMP受験にあたって感じたこと
旧制度の情報ですが、何かのお役に立てばと思っています。
【受験までのスケジュールと学習方法】
■2005年3月 PMBOK第3版(日本語)をなんとなく購入
■2005年3月 PMP受験を決意
・札幌でシステムマネジメントアンドコントロール野村さんのセミナーを受講して、PMP受験を決意
・PMの概念は理解できるが、用語やプロジェクト準備~終了までの
組み立てが理解できなかった。
■2005年5月~7月 学習コア期間 PMBOK2000が中心
・受験対策としてPMBOK2000(日本語)を購入して何度も何度も読みました。
・情報処理技術者試験[PM]を取得していましたので、考え方やスキル範囲の
違いを中心に比較しながら学習。自分のPM体験とも照らし合わせました。
・「PMP教科書 直前対策(翔泳社)」を使って、PMBOK2000を読み込む際の見落としを
なくした。間違った問題があれば必ずPMBOK2000の該当箇所を読み返す。
・「PMP問題集(翔泳社)」を使って概念や計算問題などを学習。
プロジェクトポートフォリオなどはとても役立ちました。
・7月後半からPMI会員特典であるPDFダウンロードを活用して、英語版との対比を
しながら、より理解を深めた。あまり力は入れていませんが、用語には注意しました。
■2005年8月 iStudy WEB版の模擬試験を活用して最後の仕上げ
・過去問題対策ではなく、PMBOKをより深く読み込むためのツールとして
とらえています。(現に、同じ問題はほとんど出題されませんでした。)
・3セットあり、それぞれ3回ずつ学習。かなり時間がかかりましたが、
耐久力と精神集中力の訓練として、また時間配分の検証にあてました。
おかげで本番はかなり余裕で受験できました。
【PMP受験にあたって感じたこと】
1.現場での経験/知識/スキルを一番大切にする
・PMP合格だけが目的ではありません。あくまでも、自分の知識やスキルの
整理とPMとしての行動やプロジェクト推進能力や環境の改善を目標にする
ことが大切だと思っています。
・受験申請に記述した職務経験の準備は棚卸になりました。
2.PMのあるべき姿を見つめる
・理想と目標を持つことはとても重要。日本におけるのプロジェクトマネージ
メントが直面にしている危機的課題対する解決ヒントがPMP受験過程でたくさん
出会うことができました。
・ただ、日本の慣習やPM手法とはマッチしない部分も少なからずあります。
オフショア開発が活性化する流れは避けられず、冷静な目でしっかりと見つめて
理解することが重要。日本という枠の中だけでは仕事ができなくなってきています。
3.セミナーから得られたこと
・札幌の無料セミナーでは、PMBOKの枠組みを理解するのに役立ちました。
・体験や経験をしっかりと埋め合わせるためにも、セミナーは活用すべきですね。
受験を予定している方。合格を目指してがんばってください。
疑問点があればお気軽にコメント、あるいはメールをしてください。
コメント