ふだん、部下とどのように接していますか?
マネジャは組織の動向をつかみとり業務を確実にこなしていく役割があります。変化の時代においては、経営理念や経営計画から落とし込んでマネジャが決めた業務計画を遂行するだけでは満足とは言えず、その場その場で必要に応じて軌道修正しながら、日常の中で発生する課題を潰していくことが求められています。
一方、組織のエネルギー源は人です。マネジャは人を活かして、人を通して仕事の成果を上げていくことがもう一つの大きな役割です。そのためには、上司を突き動かし、部下を育てながら組織のパワーを上げていくことが求められています。
しかし、実態はどうでしょうか? 忙しいから部下の育成まで手が回らない、多くのプロジェクトを抱えているので勤務場所が異なる部下になかなか目が届かない、まずは結果を出すことであり人の育成は二の次だ。このような言葉が、どの業界でも共通して耳にされます。
私も人のことは言えません。ただ、苦しい状況でこそ改善する努力をするのであり、そこにマネジャの存在価値があると思っています。できない言い訳を並べてそのまま過ごしているマネジャに、はたして部下は着いてくるのでしょうか?
「あなたの部下で本当に良かった。」
「私の人生において大切な出会いです。」
このような言葉を言ってもらったときに、大きな幸せを感じます。幸せを感じあうことで、お互いに次のステップに進むエネルギーを分け合っていると感じます。
■部下が失敗したら、どうしますか?[日経情報ストラテジー]
「現場の失敗をどう生かすか」──。これは多くの経営者にとって、悩ましい問題に違いない。「失敗」と一口に言っても、いろいろなレベルの失敗があるし、あまりに厳しく責任を追及すれば、現場の中で責任のなすり合いを引き起こすことになる。その場合、人によって失敗や責任の解釈が異なるのは、宿命的な問題だろう。
■「危ない部下」への対処法(前編):どの会社にも潜む危機に備えているか[nikkeibp.jp SAFETYJAPAN]
「危ない部下」は会社に巣食い、悪行を犯して会社をダメにしてしまう。にもかかわらず、どこに潜んでいるのか分からない。やっかいな存在だ。
例えばある会社で、「デキる」と評判だった社員は、課長への昇進で同期に先を越されたことに動揺した揚げ句、上司や会社に対する復讐(ふくしゅう)心に燃え、取引先に怪文書を流し始めた。
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