日本版SOX法に関すること

日本版SOX法の施行はもうすぐそこまで来ています。具体的な適用についてはまだ詳細化されていない点も否めませんが、新しい法であるから普通に考えれば当たり前のことです。
このしくみが訴えかけることは、”健全な経営とＩＴの活用”にあると思います。このことから、常に自らビジネス活用・プロセスを明確にして、誰の目にも明らかになるようにする姿勢があれば、単なる作業負荷のかかる作業になるかもしれません。しかし、当たり前のことを可視化することは意外に難しいこと。作業自体がなんとなく進まない、しっくりこないということがある場合は、十分にプロセスが理解されていないか、あるいは、論理的な矛盾があることの表れだと考えるべきでしょう。
自分たちのやっていることを言語化することはとても意味のある作業です。「簡単にいうとこんなこと」、「ひとことで言うとこんなこと」、「言い換えればこういうこと」と言い切るのは、実にむずかしい作業であり、極めて有用で有効な作業です。
日本版SOX法は、自社ビジネスや部門間関係、他社との関係を明確にすることを求めています。是非、人材育成にも生かして、単なる知識ではなく、組織としての知恵を蓄える機会にしたいものです。
■内部統制・業務プロセス可視化には方法論が必要だ［＠ＩＴ］

日本版SOX法が可決成立し、上場企業にとって内部統制システム整備はMUSTの課題となった。内部統制を確立するためには業務プロセスの可視化・文書化が求められるが、人間系プロセスとIT系プロセスを統一的に記述するには方法論が必要となる。

■迫り来る日本版SOX法、IT統制の準備はOK？［＠ＩＴ］

「日本版SOX法」への注目が急激に高まっている。上場企業、上場準備の企業は2008年3月期に合わせて対応が必要とみられ、準備期間は長くはない。日本版SOX法の概要と対応の勘所を解説する。

■SOX法対応とBPMの関係とは？［＠ＩＴ］

「日本版SOX法」への注目が急速に高まっているが、内部統制システムを構築するうえでもBPMの考え方とツールが役立つ。日本版SOX法とBPMの関係を見ていこう。

■SOX法対応のツール導入の決め手はUIの充実度［＠ＩＴ］

日本版SOX法に向けて情報システム整備が急がれている。「意思決定に効果的なユーザーインターフェイス」をウリにするリッチクライアントツールの提供がはじまった。