学校の勉強ではなく、企業で、ビジネスで、腕を上げていくとはどういうことなのでしょう?
「自己啓発せよ! 技術を盗め! 先輩の背中を見ろ!」 云々・・・
入社以来ずっと、たくさんのことを言われているような気がします。
しかし、何がなんだかわからなくなってきてしまった人が大半かもしれません。
技術を盗む = 知識・技能を勉強して、原則と基本的な応用手段を学び取る
先輩の背中を見る = 主にマネジメントのやり方を真似る
eラーニング = 必要な知識を学ぶ。技能をHOWTOとして学ぶ。
もちろん反面教師もいるでしょうが、なんだか本当にこれなでいいのかなぁ?
先日、OJTって何? と管理職の方が口にしていることに少々ビックリしました。
”OJTとは新人研修のこと”との狭義のとらえ方だけではなく、言葉そのものが死につつあるのかもしれません。山本五十六の言葉は独り歩きしているのでしょうか。周囲にいろいろな思いがうずまくのかもしれませんが、「やってみせ・・・」は名言だと感じています。
人材育成の要は、”人の姿勢”に最重要ポイントが置かれるべきだと信じています。知識を学び、技術を身につけるのはその人自身。そして、理解して身につけた知識や技能を、どのようなことに対して、どのように活用していくのかを決めるのは、その人の姿勢しかありません。ここが揺らいだり、偏ったものであれば、多くの人が疑問と思うような方向に突き進んでいくことにもなりかねません。
最近の不祥事に始まって、技術者の倫理感の欠如、マネジメントへの嫌悪感はこのようなところに根っこが隠れているようなきがしてなりません。
姿勢の教育がもっとも大切なことだと感じています。
今年7月に出版されたeラーニング白書2006/2007年版によると,従業員5000人以上の企業でeラーニングを導入している比率は,86.1%にも達するという。同じく,従業員2000人以上5000人未満の企業では52.8%,従業員1000人以上2000人未満の企業でも29.5%がeラーニングを導入している。この調査は,少人数の部署が単独でeラーニングを導入している企業も「導入済み」にカウントしてしまうので,多少は割り引いて考える必要がある。それでも「eラーニングは日本ではあまり普及していない」と考えていた筆者は,この調査結果に少々驚いてしまった。
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