今年に入り、大手メーカもSOX法対応に本腰を入れ始めました。
■日立システムがSOX法ソリューションに本腰、3000人のSEに内部統制を学ばせる
日経BP
「内部統制を実現できるシステムを顧客に提供するために、当社の3000人のSEすべてが内部統制をきちんと理解するよう取り組んでいく」。日立システムアンドサービスの石井清執行役は1月13日に開催された「コンプライアンスサミット 2006」の中でこう語った。
内部統制を理解するには、単なる詰め込み教育では限界があります。
自らがその流れの中に身を置き、社会的な必然性を理解することが
できなければ、顧客にサービスを提供することは不可能です。
SOX法と内部統制の分野は、現在、大手も中小もあまり関係ない状況です。
もちろん大手企業で伝統的に内部統制を推進してきた人たちには
おおきなアドバンテージがあります。
いずれにせよ、SOX法が要求されるのは”組織”としての動きです。
組織を理解できていない限り、一歩前にでることはできません。
もちろん机上の理論だけではなんの役にも立ちませんが、しっかりと
体系的な知識を学ぶことは有用です。
『組織論再入門―戦略実現に向けた人と組織のデザイン』 野田 稔 著
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