当初、10月発売とされていた Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) が、本日発売となった。
OSに付属する主要アプリケーションは64ビットに対応しており、全体的なパフォーマンス向上とサイズ削減を目指したようである。ちょっと心配なのはCPU使用率。リソース使用率よパフォーマンスはトレードオフの関係。ソースコードの工夫といった技術者の意地がどこまで対応されているか。
Mac OS X 技術仕様には、稼動に必要なシステム条件はこのようになっている。その他、インストール時にはDVDドライブが前提となっている。
・Intelプロセッサを搭載したMac
・1GB以上の実装メモリ
・5GB以上のディスク容量
はたして、Windows7のように前バージョンよりも快適に稼動するようになるのであろうか? ただ、ひとつひとつのバージョンが最適化されているMacにおいては厳しい注文であろう。が、ぜひ、こういうことに挑戦を続けて欲しい。
さて、お値段は
・アップグレード用:シングルユーザーライセンスが3300円、1家族5ユーザーまで使えるファミリーパックが5600円
・2009年6月8日以降にUp-To-Dateプログラム対象のコンピュータを購したユーザー 980円
※Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateプログラムは2009年12月26日まで
・ボックスセット: 18800円
ジョッブス氏の影響力と指導力は健在、という印象を受けます。
■「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」は8月28日発売![日経BP]
デスクトップ画面の操作を司る「Finder」をはじめ、「Mail」「Time Machine」など、各アプリケーションの動作速度が大幅に向上したという。Webブラウザーの「Safari 4」も、Nitro JavaScriptエンジンによりパフォーマンスが最大50%向上し、プラグインが原因となるクラッシュへの抵抗力もアップしている。インストールに必要な容量は従来版と比べて半分になっており、HDDの空き容量は最大で7GB増える。
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