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世の中は「巣籠もり型」になってきた

世の中は「巣籠もり型」になってきた。一言で言えばモノグサ。本来の人間の形なのか、グイグイと食い込んでくる。
”お金がないから巣籠もり”という理論はなんとなく説得力がある。でも本当にそうなのか? を疑ってみるのは価値があること。”一番大切なものにお金をかけるために、節約する”という動きが本音ではなかろうか?
電子マネーがどんどん普及してきた。お財布携帯など、普段持ち歩くものとくっつくことで普及を後押ししてきた。中でも、EdyとSuicaが強い。Edyは古くからある電子マネーで普及に向けて地道な努力を続けてきた。また、あの『シャリ~ン』という音が使いやすく、消費者の心を掴んだようにも思う。
また、Suicaも定期券など普段から身につけているものとのドッキングが成功している。首都圏においては他の交通機関のネットワーク”PASMO”との相互利用が早くからできるたことも特徴として挙げられる。
技術に詳しい方が見れば一目瞭然だが、どれもソニーのFelicaでJavaベースである。頑強なテクニカルバックボーンをもって、安全性にも気を配り、オープンな開発プラットフォームで進めてきたことが、実を結んだ。
モノグサに快適な生活を提供するには、地道な努力と先見性のある技術力が不可欠である。そこには必ず消費者がいるし、まず自分が使ってみたいと思えるかどうかが、成功の鍵を握っている。
ITは心のゆとり、時間のゆとりのために使われるべきもの。その象徴的な存在が電子マネーかもしれない。
電子マネー関連ビジネスの最新市場動向がまとまりました[シード・プランニング]

2008年の市場規模は1兆50億円。81%がコンビニ、スーパー、駅ナカ店舗での利用
累計発行枚数は1億3,500万枚。枚数シェアではEdyとSuicaで56%
2013年の市場規模は4兆1,500億円と予測。普及が期待できる業態は、飲料自動販売機、ドラッグストア、書店、ファーストフード店、タクシーなど

日米の音楽配信ビジネスの最新市場動向がまとまりました[シード・プランニング]

2008年の世界の音楽配信市場は6,000億円。日米で64%を占める
日本はモバイル向け配信が9割、米国はPC配信が7割
2018年の日本の音楽配信市場は3,000億円に。モバイル向け配信が多い

「メディア定点調査2009」[博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所]※PDF形式ファイルへのリンクです

東京地区の調査結果によると、生活者のマス4媒体とインターネット2媒体(PC、携帯)を合わせた1日のメディア接触総時間は、週平均で5時間24分。ここ数年微減傾向にありましたが、09年は昨年に比べ全体で若干増加しています。これは不景気の影響で生活者が自宅で過ごす時間が増えたことによる「巣籠もり型メディア消費」に後押しされたこと、そして、パソコンからのインターネットへの利用時間が増えたことなどの影響が考えられます。

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