THINKがキーワードだったIBM。あらゆるノベルティグッズにTHINKが印刷されていた。
思いつきやひらめきだけではなく、裏をとったり、つながりを考えたり、目に付く事象ではなくその裏にある本質的な部分にせまっていく、という企業姿勢をあらわした言葉である。
新卒採用について、人事担当が話している記事があった。すべての分野に役立つことが書いてあるが、中でも強いインパクトを受けたのが、「受け身にならず、積極的に考え抜く」ことを強調していた点。当たり前のことであるが、今の若手に最も欠けている部分である。
世の中のさまざまなことに対して、「これはどうやったらもっとうまくいくだろうか?」とか、「自分のスキルがどう生かせるだろうか?」といったことを常に考えてほしいですね。自分が中心になって何かをしていくという観点を持って、世の中と主体的にかかわっていくことが大切だと思います。それによって、世の中の広がりを感じ取ることができると思います。
これって楽しいですよね。
今の世の中、軽薄短小が突き進み、信じられないくらい軽くなり、マジックともいえるくらい薄くなった。これでは人が落ち着いて生きるには辛すぎる。
『慌てず、急がず、じっくり考えてみる』
『答えを急がない』
『解決策はひとつとは限らない』
『目に見えていることだけで満足しない』
こんなことを気をつけてみてはいかがであろうか。
■IBM人事「学生は受け身にならず積極的に考え抜け」[@IT]
営業系、ITエンジニア系、開発系、研究系、スタッフ系など、いくつかの職種別に採用を行っています。ITエンジニア系は、お客さまの新しいビジネスや経営の効率化など、ありとあらゆる課題解決を実現する仕事です。ほかにも、IBMのソフトウェア製品やミドルウェア製品、ハードウェア製品を開発する開発系、新しい技術研究を行う研究系などがあります。
ITエンジニア系は、ITの全体設計を行うITアーキテクトや、お客さまからオーダーいただいたプロジェクト案件を統括するプロジェクトマネジャ-、プロジェクトの中での個々の開発に責任を持つITスペシャリストなど、多彩なキャリアパスが存在します。よく、学生さんには「プログラミングの仕事ですか?」と聞かれるのですが、どちらかといえば、プロジェクト単位で仕事をする中で、お客さまのご要望を実現するためのリード役というのが適切です。もちろん技術的にプログラムの知識は必要ですが、あくまで仕事をするうえで必要な要素の1つです。
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