自己啓発は大切だといいます。
業務で必要な知識やスキルを補完する目的があります。通常業務だけではカバーできないことを学び、担当する業務の理解を深めることになります。
また、将来的に担当するであろう業務に関する知識を学ぶという目的もあります。いざ着任してから”お勉強”では、少し具合が悪い。他業務を知ることは部署連携を円滑にするという利点もあります。
さらに、これが最も重要かもしれませんが、自身のキャリアを考えて、中長期的視野に基づき必要な知識やスキルを身につける目的があります。担当している業務などにとらわれず、自分の目指すべき方向を描き、それに向けて努力をすることです。
いずれも知識や技能を頭で理解することができますが、この先自分のものとして落とし込むことが必要になります。いくら知識があっても実戦で使えないのであればなんにもなりません。知恵として自分の体に落とし込むには、やはり日々の業務でいろいろなことを考えて、様々な場面を想定して、行動や言動に移すことが第一です。
”この仕事は自分には合っていない。”、”もっとやりたいことがある。”なんて考えて日常の業務をおろそかにしている人は、およそ自己啓発もうわべだけになってしまうことでしょう。どんな仕事にも学ぶことはあり、価値を見出すのはその人の姿勢にかかっているのですから。
だから部下育成は姿勢の育成でもあるわけです。
■人材開発プログラムを刷新し「学ぶ組織」へ[日経ビジネス]
「ベターバンキング」をキーワードに経営再建にまい進してきた新生銀行(旧・日本長期信用銀行)は2006年4月、邦銀で初めて「CLO(チーフ・ラーニング・オフィサー、最高学習責任者)」という役職を設けた。「新生銀行は学ぶ組織である」というブランド・イメージを名実ともに築くため、CLOが各種の人材開発・組織開発プログラムを作っていく。同職には、組織開発コンサルタントの経験があるトマス・ペダーセン氏が就任した。
■使ってみたい! 「コトバの領収書」[nikkei BP net]
「コトバの領収書」とは、初めて商談にいった先などで、特に心に残った相手の言葉をその場で書き記して、「(そのコトバ)確かに受け取りました」という証明として相手に手渡すというもの。
■現在のスキルアップが将来を決める[@IT]
転職を考えるとき、皆さんいろいろな思いをお持ちだと思います。将来に向けた希望や決意、期待など。一方で、現状に対する不満を持った方も多いと思います。仕事の内容や待遇面、人間関係など。
これまで多くの転職希望者とお会いしました。その中で、転職を考えた際に後ろ向きな理由がまったくなかったという方はあまりいらっしゃいません。私も当然だと思います。
ただ、若手の転職希望者の転職理由で少し気になるものがあります。それは、「いまの環境で学ぶべきものがない」「この会社ではやりたいことができない」「いまの仕事はやりたいことではない」などの理由です。入社早々に、現職の会社や仕事に見切りをつけるケースが多いようです。
■営業担当者がSEに抱く不満とは[日経ソリューションビジネス]
「もっと顧客から課題を聞き出す力があればなあ」「専門知識を生かして積極的に提案してもらえると助かるのだが」—。
営業担当者がITに関する商談で客先を訪問した際に、同行したSEに対してこんな不満や要望を抱いている。顧客に対して「何をすればいいのでしょうか」と“御用聞き”に徹して提案しようとしないSEや、顧客と積極的にコミュニケーションを図ろうとしないSEに対して、営業担当者はもどかしい思いをしているのだ。
■【上級】ITエンジニアの独立起業 成功・失敗の法則(2) CASE2 独立編[ITpro]
設計からプログラミング,運用管理までをこなすフリーランス(以下フリー)のITエンジニアとして,約1000万円の年収を安定して得ている古庄道明氏(35歳)。同氏が中堅ソフトハウスを辞めて個人事業主として独立したのは,1998年のことである。
■【上級】ITエンジニアの独立起業 成功・失敗の法則(4) フリーランスにも[ITpro]
フリーのITエンジニアとして仕事をしていくうえでの「落とし穴」について見ていこう(図3[拡大表示])。起業よりフリーになることのほうがハードルは低いが,すべてが自己責任になる点では同じである。フリーITエンジニアの営業や契約事務の代行などを行う首都圏コンピュータ技術者協同組合の横尾良明理事長は,「覚悟なしにやっていけるほど甘い世界ではない」と警鐘を鳴らす。
■23歳、25歳、28歳が必要なこと[リクナビ]
面接は転職活動のヤマ場。10社の人事担当者に行ったアンケート結果から、効果的なアピール内容は、実は年齢によってかなり違うことが判明! まずは20代から見ていきましょう。
■30歳、35歳、38歳が必要なこと[リクナビ]
即戦力として期待される30代。部下の指導や組織のマネージメント力も期待される年代です。前回に引き続き、10社の人事担当者に行ったアンケートから、面接で注目するポイントを集計しました。
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