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日本の若手ITエンジニアスキルは・・・

旭山ペンギンSEがトレンディな職業だった時代がありました。1990年中頃まででしょうか、女性誌にも取り上げられたことがあるくらい花形職業でした。ちょうどバブルと重なっていたのが皮肉ともいえます。トレンディという言葉自体が死後ですけどね。。。
SE人気バブルに浮かれてしまい、中途半端なプログラミングやSEの真似事でその場をしのいで来た人たちと、泥臭くても地道にやってきたプログラマやビジネス全体を学んできたSEとでは大きな差が生じてしまいました
これが今のリーダー不足の元凶にもつながっているのではないでしょうか。
困ったときに頼れる優秀なプログラマ、あっと言わせる発想を持つウルトラプログラマの数は激減しました。とても同じ人間だとは信じ難いスキルとパワー、情熱を持っています。私も二人だけお会いしたことがあります。
コミュニケーション能力が低下してしまったため、要件定義(要求定義)を詰めることができなくなりました。(発注側/受注側の双方に言えることだと感じています) その結果、保身のために大手メーカやSIerに責任を押し付けるユーザ部門が多くなったような気がします。
異常なまでの残業、コントロールを失ったプロジェクトの増加など、目の前に片付けなければならないことがたくさんあることも事実です。しかし、もたもたしていては事態は悪化するばかり。メンバーにプロフェッショナル意識を取り戻させるために、プロジェクトマネージャがやらなくてはならないことは、”チームビルディング”ではないでしょうか。これを後回しにしてはいけません。
かなり古い記事ですが、気になる記事を紹介します。
30代以下のITエンジニアの半数は“初心者”[日経ITプロフェッショナル]

 日本のITエンジニアのスキル・レベルは,一般に低く,職種も偏っていると言われる。それは真実なのか。もしもそうだとすれば,どんなスキルが劣っており,どんな職種に人材が集中しているのか。またITエンジニアはスキルに応じた正当な処遇を受けているのか・・・。
こうした疑問に答え,ITエンジニアの実態を定量的に明らかにすることが,急務になっている。その理由は,日本のIT業界が早急な改革を迫られているからだ。(1)改まるどころか,深まる気配のある元請・下請け構造や人月ベースの見積もりの習慣,(2)続発する開発遅延やシステム・トラブル,(3)その一方で進む中国やインドへのオフショアリングなど,問題は文字通り山積みである。
効率的に問題を解決する策を打ち立てるためには,まず業界の実態を正確に把握することが不可欠なのだ。
日経ITプロフェッショナルは,その一助として年に1回,1万人以上のエンジニアを対象にした「ITスキル調査」を実施している。2002年9月に第1回,2003年6月に第2回を実施し,現在,3回目となる調査を実施中である。ここではその初期段階における,中間結果の一部を報告しよう・・・

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