終身雇用の幻想は崩壊してきました。
すぐに勝ち組・負け組を決め付けてしまう今、転職という選択肢は有力です。
でも、もう一度現実をみてみませんか?
転職はたくさんあるうちの、単なるひとつの選択肢です。
2,3の記事を参考にして、ちょっと考えて見ます。
■20~30歳代ビジネスパーソンのキャリアアップ向けSNS、NTT西子会社
転職支援サービスを手掛けるプロフェッショナルバンクの協力を得て、同社の人材紹介/キャリアカウンセリングのノウハウを導入。「労働市場における雇用のミスマッチ解消に向けた取組みを進める」(NTTマーケティングアクト)という。
■30代転職の実態調査 30代後半、その転職は成功? 失敗?
年齢が上がるほど、転職を考えてもなかなか腰が上がらなくなってしまうもの。今回は30代後半の転職希望者、経験者合わせて293人にアンケート調査。年齢が上がると、本当に転職は難しくなるのか。実際に成功した人、失敗した人、どっちが多いのか。転職活動の実態に迫った。
■会社員の過半数が仕事に不満、満足度アップには「転職」が最有力
人材サービスを手がけるインテリジェンスは12月9日、会社員の仕事に対する満足度について調査した結果を発表した。それによると、2005年の仕事に対する満足度について、「どちらかといえば不満」もしくは「不満」という回答が合わせて58.7%に達したという。
私は採用の現場を担当していた関係で、たくさんの人たちと出会ってきました。また、プロジェクトの現場でも真剣な悩みを受け止めてきました。みんな真剣です。価値観もさまざまです。
大きく二つのタイプに分かれました。
1つは、「自分から環境や周囲に働きかける人」
もう1つは、「常に受身でチャンスを待っている人」
面接をしていると知らないうちに自分がでるものです。同じ不平を言うにも、プラス思考かどうか、改善に向けて動いているか、人のせいにしていないかなどで判断すると、”良い意見”であるかどうかも見分けがつきます。
IT業界のSEはモデル業界と一緒で、年をとるとどんどん価値が下がってきます。にも関わらず、80%がSEとプログラマーで占めているという実情。業界が必要としている人物像をしっかりを認識することが大切です。
有能な人材が少なくなっているという印象があります。企業側は、有能であればどんなにお金を払ってでも確保したい気持ちが大きいのです。
業界の流れや、世の中のニーズ、自分の後ろを歩いている若者たちのことも考えて、自分のブランドを確立していくことがキーになります。
そうすれば、”勝ち組””負け組”といった馬鹿げた色分けにには、ぶれなくなるでしょう。
自分の目標を見つけ、誰に何を言われようと、納得して自分の足で歩んでいる人。
こういう人が勝ち組というのです。
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