自分が何のために働いているのかわからない。
”お金をもうけて(金銭的に)豊になること”が主要な目標であった時代はある意味幸せだったかもしれません。スタート地点がほとんど同じで、やっていることも大差がない時代。もちろん個性的ではありましたが、”金銭”という軸を考えると”多様化”とは言えなかったのではないでしょうか。
ところが現在は、スタート地点がさまざまで、自分ではどうにもできない格差がついてしまったようです。もちろん、これが当然のことなのですが、おかしな”民主主義意識”や”平等意識”が蔓延してしまい、感覚が麻痺してしまったのでしょう。そもそも、格差・差別こそが個性であり、それを認めるところから平等や発展が生まれるのですから。
さて、目標や軸が定まらない現代を生き抜くことに焦点をあてた記事を紹介します。
■ITプロフェッショナルは「ワクワク」を見い出せ [日経IT Pro]
「自分はどう働けば幸せになれるのか」と自分自身の問題としてもとらえつつ考えてきた。愚直に考え続ける理由は,「幸せに働いている人がいないIT業界など先はない」と思うからである。
職業人としての幸せは,自分の好きな仕事で他者に価値を提供し,その対価をもらって満足することだろう。では,自分は誰にどんな価値を提供し,どんな対価をもらうと幸せな気分になれるのか。そもそも,何をすると自分は幸せな気持ちになれるのか。当然,何をすると幸せな気持ちになるかは人によって違う。それが人の特性,あるいは個性というものなのだろう。では自分の特性や個性とは何か・・・
ワクワクすることや本当に自分の求めていたことは、形をかえて潜んでいるものです。気付かないのです。
埃をかぶっていて磨かなければわからないかもしれないし、自分の目が曇っていてまだまだ自己研鑽しなければらないのかかもしれません。
■自分のやりたいことは、強い意志をもって、やり続ける
■やれない(やりたくない)理由を列挙するのなら、できる理由を少しでも多く考える
■漠然としたイメージでもいいから、目標を持つ
具体的な形にならなくてもいい、でも自分の元気につながるものをイメージする
アスリートたちが取り上げられることが多くなりました。日曜の夜に放送している番組を良く見ています。
笑顔の裏には想像を絶する努力があるのですが、表に出さない。とてつもないプラス思考。すごい精神力。どれをとっても素晴らしい。
ITのプロとして見習わなければならないことだと思います。
今一番必要なのは、基礎体力と気力なのかもしれません。
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