英語はビジネスの世界では事実上の共通語となっていることは誰もが認めざるをえないことだと思います。もちろん、文化や芸術の世界とは一線を画していますが、グローバルな活動をするための道具として重要な位置づけにあります。
流暢に話すことではなく、正確かつ迅速にコミュニケーションをとることがビジネス英会話に要求されることだと思っています。丁寧語、婉曲表現、やんわりとした否定など基本的な言い回しを身につけることが求められます。
外語大学や語学を専攻しないかぎり、残念ながら、学校教育では学び取ることができません。社会人になって改めて自分で学びなおさなければならない人が多くいます。私もそうでした。大雑把なコミュニケーションは取れるようになったものの、まだまだ勉強中であり、ビジネスの実戦でたくさんの方々と接する経験が必要です。
英語が話せないことで起こる”バイパス現象”は極めて深刻だと感じています。海外情報をタイムリーに読む人が少ないことから、事の重大さに対する認識も薄いのではないでしょうか。
フィリピンを中心としたアジア地域は、米国やヨーロッパからと人材交流が活発です。有能な技術者は自らの活躍の場所を自国内だけではなく、海外にも広げています。
このことは逆に自国産業の弱体化という皮肉な状況も巻き起こしているようです。優秀な人材が待遇の良い欧米諸国に流出してしまい、国内空洞化が問題となっているとのこと。
”鎖国”状態にある日本は”守られている”のですが、良いこととは言い切れません。
■もう聞き取りで悩まない ヒアリング力UPのひけつは発音にあり![SPACE ALC]
英会話をスムーズにするためには、相手の話す英語を正しく聞き取る力が不可欠です。あいまいに聞き取ると、意味を取り違えて受け取ってしまい、大きな誤解を招くこともあるでしょう。とはいえ限られた時間でヒアリング力をアップさせるのはなかなか難しいことですよね。
コメント