DevOpsは2009年頃にFlickrのエンジニア使い始めた言葉だとか。でもこの概念は、意外にもっと昔から存在していただろうし、DXが叫ばれる日本にとって重要な考え方であろう。
25年以上前になるが、金融系システムを構築・保守する仕事をする際に、必ずスタート時点から運用部門の人と一緒に考える。システムのユーザーというのは、エンドユーザーだけではなく、それを運用する人、さらに言えばそのシステムをメンテナンスする人も含まれている事を忘れてはならない、ということを先輩から学んだ。
さて、DevOpsに関する詳しい記事がAWSのサイトにあったのでこちらを紹介します。
端的に言えば、
実現したいこと俯瞰的にとらえ、最初の段階から関係者が連携しながらものごとを進める
ということ。
だから作業はスピーディに進むし、みんなにとって有益なものが生み出せる。一人の力だけではなく、みんなの知恵とスキル、アイデアが集結できるので作業プロセスそのものが楽しい。役職などの上下関係もないのでフラットにワクワクしながら「人としての関係性」をベースに仕事に集中できる。
DevOpsを進める上で大事にしたいことは以下のようなこと。
- 情報は最初からオープンにする
- 関係者が相互にリスペクトし合い、困ったら遠慮せずに相談する
- 自分ができることは役割を超えて助け合う
- 個別の利益ばかりにこだわらない
- やらない言い訳ではなく「どうすればできるか?」に注力する
- ゴール(期限とサービスレベル)は具体化して、共通認識を持つ
では、どんな人材がDevOpsを成功させるのか? ”ハイブリッド”な人材が重要のようだ。
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