この記事では海外のSNS利用状況について見ていきます。
ちなみに、SNS(Social Networking Service)は主に日本でのみ使用されている言葉で、英語圏ではSNSではなく、一般的にsocial media という言葉を使っています。ですから、英文を検索する際には social media を使います。
世界における social media のアクティブユーザー数
利用者の多い順に、Facebook, YouTube, WhatsApp(2014年2月にfacebookが買収済み), Facebook Messanger, Weixin / WeChatと続きます。
Weixin(ウェイシン)と WeChat は中国のインターネット基盤であるテンセントが運営する social mediaで、利用ユーザー数は11億人以上と人気No.1のチャットアプリ。Weixinは中国国内向けアプリ、WeChatは中国国外向けのアプリという違いがある。
以下のサイトに詳しい情報があった。
facebookの強さが目立つ
facebookが圧倒的に強い。利用者が多いこともあり、facebookの広告収入はものすごい勢いで伸びている。
facebookのMAU(Monthly Active Users)
facebookは以下のサイトで投資家向けに情報を公開しています。
「Slides(pdf)」リンクをたどると、領域別のMAU(Monthly Active Users)などのレポート[PDF]にアクセスすることができます。下記のグラフはその文書から引用したものです。Asia-PasificのMAUが多いですね。該当する国の内訳は日本でも中国でもありません。
アジア地域のFacebookユーザー数【2017年7月版】
ちょっと古いデータですが、メンバーズという企業のコラムにアジア地域のfacebookユーザー数に関するレポートがありました。
インドとインドネシアのユーザー数が多いのが特徴。中国からのユーザーはとても少なく、国策として米国のインターネット基盤へのアクセスを禁止しているから当然のことでしょう。
参考となるサイト
世界のSNSユーザー数ランキング | 海外ソーシャルメディアの特徴と普及率
【2024年版】海外SNSランキング発表!世界と日本のユーザー数や普及率の違いを分析、「Facebook」や新SNS「Bluesky」などの特徴を解説
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Facebook、広告堅調で予想を上回る増収増益 北米のMAU増加率は鈍化(ITmedia)
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2018年・最新の統計情報から見る、世界のネット・SNSの利用状況
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