英語でのコミュニケーションはますます重要になってきている。言語そのものに価値があるのではなく、この言語を使用している人が多いので意思疎通を図る上で極めて便利だから。この場合、必ずしも英語圏の文化が重要なのではなく、その言葉を媒体としてやり取りできることに価値を置いている。英語圏の文化というのはその中の一つであり、「英語」という言語を使って、使っている人の文化を理解しようとしながら相互に理解を深めたいと感じている。
さて一方で、英語の学習は必要か? という話がある。私もビジネスとして「インストラクション」「操作や動作上のQ&A」というレベルであれば、リアルタイム翻訳アプリをどんどん活用すべきだと思う。ツールの性能はものすごい進歩しているし、実用レベルだと感じている。
ただ、感情や意思・意図のレベルでコミュニケートするには翻訳マシンではちょっと違和感を覚える。翻訳者や翻訳機を通してだとワンテンポ遅れるし、人間的な関係性が深まらない。芸術やエンターテイメントの世界を堪能するには直接しかないだろうし、人として信頼関係を深めるにも、拙い会話でも良いので直接会話することが望ましいと思う。
さて、そんな私ですが翻訳アプリを活用しはじめました。会話の補助という位置づけも大きいのですが、英会話の勉強に使っている。とっさのときに表現できること、つまり日常レベルに英語というものを感じたいから。
最近愛用しているのは、NICT(情報通信研究機構、National Institute of Information and Communications Technology, エヌ・アイ・シー・ティ)のアプリ。VoiceTra(ボイストラ)はとっさのときの表現の確認・学習もできるし、英語で話せば発音のチェックにも使える。もちろん英語以外の言語にも対応しており、中国語、ロシア語、ドイツ語にも興味がある。
個人の旅行者の試用を想定して作られた研究用アプリであり、研究目的のサーバーを使用しております。
試験的にご利用いただけますが、VoiceTra技術を活用した民間サービス(外部サイトへ移動します)のご利用もご検討ください。
道具好きなのでポケトークにも心が揺れました。
でもますは、スマホだけで完結するこのアプリを使い倒そうと思っています。
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