大学教育の位置づけがはっきりしなくなった。
私が大学に通っていた頃のことを本音で言うと、
・遊びに行く
・様々な価値観や考え方と持った人たちとの人脈を形成する
・図書館や機材など、普通では使えない資源を使い倒す
・都会に住む
・文化人である教授と知り合いになる
・恋人を探す
このようなイメージであった。
入学当初は就職のことはまったく考えておらず、「有名大学のほうが何かと有利なことは多いだろうなぁ」くらいのイメージしかもっていなかった。
今の高校3年生はどのような気持ちで大学をとらえているのであろうか?
バブル崩壊を目の当たりにして、成長の止まった、減退期の日本で生活をしてきた世代である。
すでに社会人となった人たちからの期待は様々ある。「こうあるべき」という意見はたくさんあるが、それが本当に当人が有用な人生を送るために役に立つことであろうか? 自分たちのいる”社会人の社会”を豊かにする、あるいは仕事を進めやすくするために求めらえる人材像を描いているだけにはなっていないであろうか?
最近の学校を見ていると、このようなことを考えてしまう。
■『高校生に聞いた大学ブランドランキング2009』
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大学の『志願度ランキング』
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大学の『知名度ランキング』
関東:早稲田大学 東海:早稲田大学 関西:関西大学
大学の教育方針・カリキュラムが魅力的なイメージ
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就職に有利なイメージ
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おしゃれなイメージ
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