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技術者の都市部集中

ちょっと真剣に考えさせられることがあります。それは、首都圏への集中のことです。
消費活動は都市部に集中してきます。それにひきづられて流行の中心も都市部に集まります。そうすると文化も都市部に集まり、人の関心は必然的に一点に集まってしまいます。
ネットワークが発達して、物流も発達してきました。しかし、人の流れはすぐには変えられないようです。例えば携帯電話がここまで発達したのは人とのつながりを維持したいという強い願いの表れでしょう。
技術者は単なる作業者ではありません。一人でできる仕事なんてほとんどありません。人とのコミュニケーションをしっかりと行い、その上で、自分の担うべき職務を責任をもって全うすることが求められるのです。ここを勘違いして、単に作業だけをすれば良いという誤解が生じており、特にIT業界外部からそう見られているように感じます。
必然的にビッグマーケットである都市部に人材が集中することになります。有能な人がたくさん集まり、腕を磨くチャンスにもなるでしょう。仕事は人間性を問われることにもなりますので、人間としての器を大きくすることにもつながります。
だから都市部に集まろう! ということもわからないでもありません。しかし、もうちょっと考えることも大切です。要は、自分はこの先何がしたいか? です。単に一箇所に集まってお祭りのように時を過ごすことが本当に幸せなのでしょうか?
一過性のものとして、また、自分の人生の一部として考えるべきこともあるでしょう。手段を目的化せず、また、一事を万事と考えないことではないでしょうか。
入社3年目で転職なんて許さん![@IT]

 「転職なんて自分だけの問題でしょ」などと考えてはいませんか。もしそう考えているのであれば、それは大きな間違いです。
 もちろん、本人の努力なしには転職は成功しません。しかし転職を成功させるポイントの1つには、「家族の理解を十分に得ていること」があると思います。転職は自分だけの転機ではなく、家族にとっても大きな転機であるということを、まずは理解していただきたいと思います。

地方のITエンジニアよ、大都市を目指せ![@IT]

 私は、人材紹介会社のキャリアコンサルタントとして、これまで首都圏・関西圏以外の地方に在住するITエンジニアの方とも接点を持ってきました。その経験からすると、地方在住者は、地元での転職を希望する方が多いようです。
 しかし企業の情報システムを構築・運用する仕事は、性質上どうしても一般事業会社の多い大都市圏に集まっています。国土交通省の資料によると、国内にあるIT関連産業(インターネット関連サービス、ソフトウェア業、情報処理サービス)の事業所数は、首都圏に約4割、関西圏に約1割が集中しているそうです。特にWeb、ポータル、コンテンツ、モバイル系の仕事は首都圏に集中する傾向があります。

年功序列の列車に乗るか、降りるか[@IT]

 近年じわじわと実感することとして、ITエンジニアの職業や将来の幅が広くなりつつあることがある。基幹系からオープン系、または組み込み系などITエンジニアが活躍する領域は多岐にわたり、多様な役割が出てきて活躍のバリエーションも増えてきている。
 かつてITエンジニアのキャリアパスというと、暗黙的な感覚として、プログラマやシステムエンジニアから始まり、後に小規模チームリーダーとして部下を持つようになると、徐々に配下のチームやプロジェクトの規模が大きくなり、いつかはプロジェクトマネージャ、などという基本路線のようなものがあった。

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