人口、経済、社会に関する数字や統計がオープンになっています。グローバル化ということは、世界の中での位置づけを十分に考慮して、全体を俯瞰的に捉えて全体をシステムとして考えることが求められてきます。
システムとして捉えるとは、一面では、価値の循環(バリューチェーン)を捉えることでもあります。価値を与える側と価値を受け取る側の連鎖を論理的に筋道立てて押さえていき、最後にはリングのようにぐるっと元に戻ってくる。最初に価値を与えた側が連鎖の最後には価値を受け取る側になる。これがバリューチェーンのベースにある考えです。
日本という国を考えたときに、このようなシステム構造ができているかどうか。しっかりと考えて、将来的にも価値の連鎖が築けているかどうか、単発だけではなくリピート構造が築かれるかどうか。
このような統計から環境や状況、現在や将来を考えてみるのも興味深いと思っています。
■世界の統計2006[統計局・統計研修所]
「世界の統計2006」は,世界各国の人口,経済,社会,文化などの実情や世界における我が国の位置付けを知るための参考となる様々な統計を,簡潔に編集したものです。
国際連合などの国際機関の統計書,ホームページなどを活用し,原則として2005年12月末までに入手したデータを掲載しています。内容は,広範な分野にわたり,159の統計表,36のグラフを体系的に収録しており,各章の冒頭には資料源及び解説を加え,より詳細な統計資料への案内役としても役立つようになっています。
原資料が数年にわたり更新されない統計表については,刊行物には掲載していませんが,ホームページ上では掲載しています。また,前回の2005年版の内容も参照できます。
■世界の経済バランスが劇的に変わってる[日経ビジネス]
エコノミストが数字を過信する傾向があるとすれば、政治家は往々にして数字を軽視しがちだ。そして、自らを危険にさらす。ナポレオンは英国を商人の国として一蹴したが、英国の貿易大国としての勢力拡大は、ナポレオン撃退に一役買った。冷戦時代、西側の戦略家は恐らく、ソビエト連邦の軍事力ばかりを心配し、商業面での脆弱さを十分に分析しなかった。経済が歴史を決めるわけではないが、重要な要素になることは確かである。最近、その数字に劇的な変化が起きている。
■ビックリ!世界の経済バランスが劇的に変わってる[日経ビジネス]
エコノミストが数字を過信する傾向があるとすれば、政治家は往々にして数字を軽視しがちだ。そして、自らを危険にさらす。ナポレオンは英国を商人の国として一蹴したが、英国の貿易大国としての勢力拡大は、ナポレオン撃退に一役買った。冷戦時代、西側の戦略家は恐らく、ソビエト連邦の軍事力ばかりを心配し、商業面での脆弱さを十分に分析しなかった。経済が歴史を決めるわけではないが、重要な要素になることは確かである。最近、その数字に劇的な変化が起きている。
■諜報機関のない日本はひたすら富を奪われていく[nikkeibp.jp SAFETY JAPAN]
IT時代を迎え、あらゆる分野において、情報の重要性がますます高まっている今日。情報収集活動の遅れは、技術面においても軍事面においても、大きな国益の損失として跳ね返ってくる。
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