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不採算プロジェクトの削減

多くのメーカーやベンダーが赤字プロジェクトを抱えたために、収益悪化に追い込まれています。
今になって急に赤字プロジェクトが増えてきたのか? それもちょっと疑問です。システム開発のプロセスでは以前から生じていたことが、なんらかの原因から目に見える形で出てきたのではないでしょうか?
子会社化あるいはアウトソーシングが大きな要因だと考えています。では、以前はなぜ? 簡単です。その赤字分をユーザー企業内部あるいはベンダー内部が処理をしていたからです。ソフトウェア契約形態に関する法的な規制が入ってきたために、否応なしに帳簿上に出てくる。
しかし、今だってまだまだ赤字隠しをしています。プロジェクト予算を減らさないようにするには、自社SEの残業代を払わないなど、平気でやっている点です。裁量労働制を蓑に、違法すれすれのことをやる。
身に覚えはありますよね。。。
成長路線に再び挑む日立ソフトの小野新社長の決意[ITpro WATCHER]

有力ITサービス会社、日立ソフトウェアエンジニアリングの小野功社長が06年9月11日、2010年度に売上高2000億円、営業利益率10%を骨子とする経営方針を発表した。04年度に赤字転落した日立ソフトは、その原因である不採算案件の削減を図る一方、原価低減と生産性向上で利益率の改善を図る方針を打ち出した。だが、この6月末に日立製作所副社長から日立ソフトに転じた小野社長は縮小均衡に入った日立ソフトを、再び成長路線の軌道に乗せる考えだ。どんな手を打つのだろう。

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