ブログブーム

ブログはブームだといわれています。
しかし、ＩＴ業界や業務でＩＴを活用している（していたいた）人以外にとっては、”ブログを書く”ということはまだまだ日常的な活動として受け止められておらず、一部の限られた人がアクティブに活躍している状況のように感じます。
それでも、ブロガー人口は確実に増加しています。先行している米国では、新しいブログが毎日たくさん立ち上がっていますし、日本においても、（国民性の違いなどもあり、ブロガー増加カーブはそんなに急激ではないにせよ）、確実に増加しています。
ブログというと”個人による個人のためのメディア”という印象が強くあります。企業がブログを抱える場合には、人材リソース確保が必要になりますし、プレスリリースですから組織体制面や法律面でも十分に気を配らなくてはなりません。一歩間違えば、経営戦略に悪影響すら与えてしまうこともあります。
おかしなことに、このような”常識”は、サンには通用しないようです。
偶然、shingoy’s Blog［All roads route to Identity.］というブログに出会いました。
「サンのブログ・ポリシー」を読んで、ぶっ飛びました！
サンは全社員にブログスペースを与えて、すぐにでも社外に情報を発信できる環境を整えているそうです。”常識”では、堅牢なファイアウォールを設置して、社内コンテンツは高い壁で囲まれています。内部アクセスは自由ですが、外部からのアクセスに対しては厳しく規制され、発信できる情報も厳しい検閲のもと統制がしかれているのが”常識”です。

サンの公開言説ポリシー (Sun Policy on Public Discourse)
サンで働く私たちの多くは世の中を変えるようなことをしています。私たち (サンの社員) は世の中に伝える仕事をもっとすべきです。現時点では、事前の許可なしに自身の仕事について世の中に伝えることは奨励されてます (しかしここに記載されているアドバイスをよく読み従ってください)。ブログを書くのは、世に伝える上で、とても良いやり方です。

ほんとに、サンは変わった会社です。だから魅力的ですし、底知れないパワーを感じます。公開されているサンのブログ・ポリシは深い理念がありますので、是非、ご一読ください。
【関連情報】
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