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特別定額給付金のオンライン申請はスマートフォンがあればカードリーダーは不要

特別定額給付金のオンライン申請の記事があった。

「オンライン申請はPCとカードリーダーを使ってiPhoneやAndroidスマートフォンとマイナンバーカードを使ってやるもの」という誤った固定概念があって、この記事は目からウロコだった。ちゃんと調べないといけませんね。

オンライン申請では、マイナンバーカードのICチップに記録されている「電子証明書」をスマートフォンで読み取って、オンライン申請での個人確認とします。

何が目からウロコだったかというと、スマートフォンに装備されているNFC機能を使ってマイナンバーカードのICチップ情報を読み取ることができるということ。それはそうだ。Suicaやnanacoなど交通系ICカードや電子マネーもスマホで利用している。まったく同じインフラを使っているマイナンバーカードも使えるということ。

対応機種はこちらから確認できます。

 

また、実際にオンライン申請で電子証明書を利用できるかの確認は、「JPKI利用者ソフト」アプリを使って「自分の証明書」からマイナンバーカードを読み込んで確認できます。有効期限の情報も確認できます

 

さらに、ここでダウンロードしたJPKI利用者ソフト(利用者クライアントソフト)を使えば、PCやMacと接続したAndroid端末をICカードリーダライタの代わりとして使用することができる。

残念ながら、iOSの仕様からBluetooth経由で接続機能を実装することが困難だったようで、iPhone端末をカードリーダーとしてパソコンに接続する機能(PC接続機能)については見送られているとこのと。(対応時期は未定)

 

特別定額給付金のオンライン申請は、マイナポータルAPをインストールして、マイナポータルから進めます。

 

マイナンバーカードがあれば、キャッシュレス決済25%(最大5000円分)が還元される「マイナポイント事業」が9月から始まります。7月から事前登録が始まるそうです。

現在は7月のマイナポイント開始前の予約登録として、総務省が2017年に構築した、マイキープラットフォームの「マイキーID」に登録できます。

マイキーIDについての説明もありました。

マイキーIDの特徴は、マイナンバーカードの電子証明書(利用者証明用電子証明書)をもとに、1人1つだけアカウントを持てるサービスです。一般的なIDとパスワードを使うアカウントと違い、ログインにはスマートフォン(またはカードリーダーを接続したPC)にマイナンバーカードを近づけて電子証明書とその暗証番号を使います。

 

マイナポイントのサイトはこちら。

よくある質問を読むことこんな記述があった。

Q.マイナポイントの不正利用を防止するために、どのような対策がされているのか。

A.マイナポイント予約(マイキーID設定)の際は、厳格な本人確認の基に発行されるマイナンバーカードと利用者証明用パスワード(4桁)を必要としており、マイナポイント申込のためにマイキープラットフォームにログインする際も、同様の認証を予定しております。

 

マイナンバーカードの位置づけを考えると、古典的な4桁の数字を設定するだけで「不正利用を防止」としているところには大いに違和感を感じる。たった5,000円のためにマイナポイントを利用するには割に合わない。。。

あらためて、感じたことは以下の2つ。

これってセキュリティー上、深刻な問題を含んでいるよね? 4桁の暗証番号があるとはいえ、マイナンバーカードを盗難・紛失したらシビアなリスクがあるのじゃないか?
マイナンバーカードの手続きをするのになんでこんなに多くの事業者が存在するの? go.jpドメインをみるだけも4つも出てくる。

 

いつの間にかマイナンバー通知カードが廃止されました。

マイナンバーを証明するための「通知カード」の新規発行等の手続は、令和2年5月25日に廃止されますが、マイナンバーカードの申請は引き続き可能です。
通知カード廃止後であっても、通知カードに同封された交付申請書をお持ちの場合は、スマホやパソコンでマイナンバーカードのオンライン交付申請が可能です。(改姓や転居等で通知カードの記載事項に変更がある場合でも可能です。)

 

だた、利便性は高いのでマイナポータルへの登録や家の外への持ち出しは控えることとして、これを気にマイナンバーカードを作っておこうと思う。

 

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